放課後等デイサービスへ転職して後悔する人の特徴7選 前半
~現場経験からわかった後悔しない職場選び~
「放課後等デイサービスはやめた方がいいの?」
放課後等デイサービスへの転職を考えたとき、多くの方が一度はこんな疑問を抱くのではないでしょうか。
- 「仕事が大変って本当?」
- 「ブラックな職場が多いの?」
- 「転職して後悔しないだろうか?」
実際に「放課後デイ 後悔」「放課後デイ 辞めたい」と検索すると、不安になるような体験談も数多く見つかります。
しかし、結論からお伝えすると、放課後等デイサービスという仕事そのものが後悔につながるわけではありません。
私自身、福祉分野で仕事をする中でさまざまな事業所を見てきました。また、児童指導員として転職活動をした際には約10社に応募し、そのうち5か所で職場見学を経験しました。
その経験から感じたのは、
後悔している人の多くは「仕事」に失望したのではなく、「自分と事業所の考え方が合わなかった」ことに悩んでいたということです。
この記事では、
- 放課後等デイサービスへの転職で後悔する理由
- 後悔しないための職場選び
- 私自身が職場見学で学んだ「求人票では分からない違い」
について詳しくご紹介します。
放課後等デイサービスへの転職で後悔する人に共通すること
放課後等デイサービスは、障害のある子どもたちが放課後や長期休暇を安心して過ごし、社会性や生活力を身につけていくための支援を行う福祉サービスです。
近年は事業所も増え、保育士や児童指導員などを中心に求人も多く見られるようになりました。
一方で、
- 思っていた仕事内容と違った
- 支援方針に共感できなかった
- 人間関係が合わなかった
- 教育体制が整っていなかった
といった理由で転職を後悔する人もいます。
ここで大切なのは、
これらは放課後等デイサービスという仕事そのものの問題ではない
ということです。
実際には、同じ仕事内容でも
「この職場に転職して本当に良かった」
と話す人もいれば、
「毎日仕事へ行くのがつらい」
と感じる人もいます。
この違いを生み出しているのは、
仕事内容ではなく、その事業所がどのような支援を大切にしているか
なのです。
私が職場見学で気づいた「求人票では分からない違い」
児童指導員として転職活動をしていた頃、私は約10社へ応募し、そのうち5か所で職場見学をさせていただきました。
その経験を通して強く感じたのは、
求人票やホームページだけでは、その事業所の本当の特徴は分からない
ということです。
多くの事業所では、
- 「一人ひとりに合わせた支援」
- 「思いやりを大切に」
- 「子どもの成長を支える」
- 「楽しく過ごせる環境づくり」
など、魅力的な理念や方針が掲げられています。
もちろん、それぞれに違いはあります。
しかし、外部から見ると似た表現も多く、「自分に合った事業所かどうか」を判断する材料としては十分とは言えませんでした。
一方で、実際に職場見学へ行き、現場で働く職員の方と話をすると、その事業所ならではの支援の考え方が少しずつ見えてきます。
例えば私は、次のような質問をしたことがあります。
「活発に体を動かすことでストレスを発散する子どもがいます。しかし、ケガをする危険性もあります。そのような場面ではどのような支援をされていますか。」
ある事業所では、
「マットなど環境を整えて、安全に思い切り遊べるよう工夫しています。」
という回答でした。
一方、別の事業所では、
「危険な行動にならないよう、遊び方やルールを丁寧に伝えています。」
という回答でした。
どちらが正しいという話ではありません。
前者は環境調整を通して子どもの主体性を支えることを重視している印象を受けました。
後者は将来の社会生活を見据え、ルールや行動を身につけることを大切にしている印象でした。
こうした違いは、求人票やホームページだけではなかなか分かりません。
自分の「支援観」を整理してから見学へ行こう
私は見学へ行く前に、
- 子どもに思い切り遊んでほしいのか
- 社会性を身につける支援を大切にしたいのか
- 子どもの気持ちに寄り添う支援を重視したいのか
といった、自分なりの理想の支援を整理するようにしていました。
もしあなたが「子どもには思い切り遊んでほしい。そのための環境づくりを支援したい」と考えるのであれば、「マットなど環境を整えて、安全に思い切り遊べるよう工夫しています」と答えた事業所の方が、自分の考え方に合っている可能性が高いでしょう。
反対に、「遊びも大切だけれど、将来社会で生活していくためのルールや行動を身につけることを重視したい」と考えるのであれば、「危険な行動にならないよう、遊び方やルールを丁寧に伝えています」という考え方に共感できるかもしれません。
もちろん、実際の支援では環境調整とルールの学習の両方が必要です。
しかし、どちらをより重視しているかには、その事業所らしい支援観や組織文化が表れます。
だからこそ、職場見学では「どちらが正しいか」を判断するのではなく、
「自分はどのような支援をしたいのか」
「その考え方と事業所の支援方針は一致しているか」
という視点で話を聞いてみることをおすすめします。
ちなみに私は、
- 「アセスメントはどのように行っていますか。」
- 「支援の振り返りはどのようにしていますか。」
といった質問もしていました。
少し専門的な質問ではありますが、このような質問をすると、経験や勘だけで支援を組み立てているのか、それともアセスメントや支援計画をもとに仮説と検証を重ねているのか、といった支援に対する姿勢を知る手がかりになります。
私自身、複数の事業所を見学したことで、「仕事内容」よりも「支援に対する考え方」が、自分らしく長く働けるかどうかを左右するのだと実感しました。
良い事業所を探すことも大切ですが、それ以上に大切なのは「自分に合う事業所」を探すことです。
転職後の後悔を減らす第一歩は、求人票の条件だけではなく、「自分はどんな支援者になりたいのか」という視点を持って職場を選ぶことだと、私は考えています。

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